この記事では、CatoをDNSサーバーとして使用した場合のDNSフローの例を提供します。
このセクションでは、いくつかのDNSフローの例を示します。 各例は、CatoのDNSサービスが異なる構成でどのように機能するかを説明します。
次の図は、Cato DNSサーバー(10.254.254.1)を使用するアカウントの例を示しています。 同じフローは、任意の信頼できるDNSサーバーにも適用されます。
-
ホストがパブリックドメイン(abc.com)の解決を要求します。
-
Cato PoPはDNSクエリを傍受し、宛先IPアドレスをチェックします。 PoPはDNS検査を実行し、DNSフォワーディングルールとキャッシュ内のローカルDNSレコードをチェックします。
-
キャッシュには一致するDNSレコードがありません。
-
その後、PoPはDNSクエリを信頼できるDNSサーバーに転送し、SNATを実行します。
-
信頼できるDNSサーバーが応答を返すと、PoPは送信元と宛先のIPアドレスを元に戻し、応答を元のホストに転送します。
PoPはDNS応答もキャッシュに保存します。
次の図は、信頼されていないDNSサーバー(IPアドレス: 208.67.222.222 - OpenDNS)を使用する例を示しています。
-
PoPはインターネットを介してDNSクエリを「そのまま」宛先(abc.com)に転送します。
-
PoPは送信元IPアドレスにNATを実行します(PoPパブリックIPアドレスを使用)。
PoPはDNS検査を行わず、DNSフォワーディングルールも適用されません。
次の図は、DNSフォワーディングルール(*.local.org)が適用された場合のCatoのDNSサービス(10.254.254.1)へのDNSクエリの例を示しています。
-
PoPはDNSクエリを検査し、フォワーディングルールをチェックします。
-
PoPはDNSクエリをリモートDNSサーバー(192.168.5.5)にリダイレクトします。
PoPはフォワーディングDNSサーバーからのDNS応答をキャッシュしません。
ホストとDNSサーバーが同じサイトにある場合、これらのパケットの送信元IPは10.254.254.1
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。